環境省:避難区域等における沢水モニタリングの測定結果について(平成24年12月~平成25年2月採取分)(お知らせ)
2013年3月26日
■環境省は「避難区域等における沢水モニタリングの測定結果について(平成24年12月~平成25年2月採取分)(お知らせ)」を公表しました。詳しくはこちらをご覧ください。
平成25年3月26日
避難区域等における沢水モニタリングの測定結果について(平成24年12月~平成25年2月採取分)(お知らせ)
1.調査概要
(1) 調査対象
福島県内の避難区域等のうち、要望のあった8市町村(飯舘村、大熊町、葛尾村、川内村、田村市、浪江町、楢葉町、広野町)において住民が飲用する沢水です。 ※飯舘村、田村市については平成25年3月から採水を開始しており、現在測定中です。
(2) 調査内容
以下の頻度で沢水を採水し、放射性物質濃度(放射性セシウム(Cs134、Cs137))の測定を実施しました。
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- 毎月の採水 約100箇所(うち、約90箇所については3月から採水を開始)
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- 自動採水装置による毎日の採水 12箇所(うち、1箇所については3月から採水を開始)
2.結果概要
調査箇所のうち、平成24年12月~平成25年2月に採取を行った約700検体(毎月の採水約10箇所、毎日の採水11箇所)を検査したところ、Cs137について、葛尾村において1検体で1.3Bq/L、川内村において1検体で1.2Bq/Lの検出が見られましたが(Cs134については、いずれも不検出)、その他の地点、検体では放射性セシウムは不検出(検出下限値:1Bq/L)でした。 また、Cs137の検出が見られた検体について、1µmガラス繊維ろ紙によりろ過し、再度測定した結果、全検体で放射性セシウムは不検出(検出下限値:1Bq/L)でした。
<参考1>
食品衛生法に基づく食品、添加物等の規格基準(飲料水)(平成24年3月15日厚生労働省告示第130号) 放射性セシウム(Cs134、Cs137 合計):10Bq/L
水道水中の放射性物質に係る目標値(水道施設の管理目標値)(平成24年3月5日付け健水発0305第1号厚生労働省健康局水道課長通知) 放射性セシウム(Cs134、Cs137 合計):10Bq/L
<参考2>
〇毎月の採水状況の例(広野町) | 〇自動採水装置の設置例(川内村) |
3.今後の予定
平成25年度についても、引き続き、沢水モニタリングを実施することとしています。 今後の測定結果については、随時ホームページ上で更新いたします。
添付資料
連絡先
環境省水・大気環境局 放射性物質汚染対策担当参事官室
代表 : 03-3581-3351 直通 : 03-5521-9260