環境省:平成25年度全国水生生物調査の結果及び平成26年度の調査の実施について(お知らせ)
2014年6月3日
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=18234
平成26年6月3日
平成25年度全国水生生物調査の結果及び平成26年度の調査の実施について(お知らせ)
全国水生生物調査を実施しています。
○平成25年度の全国水生生物調査は約59,000人の参加を得て行われ、夏休み期間を中心として、多くの学校(小中学校等:約39,000人)や、市民団体等
(市民団体・子供会・観察会等:約18,000人)から参加が得られました。
○全国の調査地点2,258地点のうち、全体の59%の地点でサワガニやカワゲラ類等の指標生物の生息が確認され、「きれいな水」と判定されました。
○本年度も調査を実施しますので、是非御参加ください。
2.平成25年度調査結果の概要
(1)調査方法
本調査では、河川に生息する水生生物のうち、〔1〕全国各地に広く分布し、〔2〕分類が容易で、〔3〕水質に係る指標性が高い、29種を指標生物としました。
河川で水生生物を採集し指標生物の同定・分類を行い、地点ごとに、I(きれいな水)、II(ややきれいな水)、III(きたない水)、IV(とてもきたない水)の4階級で水質の状況を判定しました。
(2)調査結果
〇参加者数
平成25年度の参加者は59,053人(前年度61,818人)でした。
参加者数 | 参加団体数 | 調査地点数 | |
合計 | 59,053人 | 1,522団体 | 2,258地点 |
一級河川*1 | 15,200人 | 425団体 | 486地点 |
その他の河川*2 | 43,853人 | 1,097団体 | 1,772地点 |
*1:一級河川大臣管理区間 *2:一級河川都道府県管理区間及び二級河川等(*1以外)
〇水質判定結果
平成25年度は、全調査地点の59%の地点で「きれいな水」と判定され、前年度(59%)と概ね同様の状況でした。
合計 | 一級河川 | その他の河川 | |
I きれいな水 | 59% | 61% | 58% |
II ややきれいな水 | 26% | 32% | 25% |
III きたない水 | 8% | 4% | 9% |
IV とてもきたない水 | 4% | 1% | 5% |
判定不能 | 2% | 2% | 3% |
*四捨五入による端数処理のため内数の合計が100%にならないことがあります。
3.平成26年度調査の実施について
平成26年度も、平成24年度に引き続き、全国水生生物調査を実施します。
なお平成25年度より、新しい指標生物にて調査しております。詳しくは下記お問合せ先へお尋ねください。
(参考)水質階級と指標生物
(お問い合わせ先)
・各都道府県の環境部局
(https://www2.env.go.jp/water-pub/mizu-site/mizu/suisei/etsuran/list_pref.html)
・各地方整備局等の窓口(一級河川直轄管理区間)
(http://www.mlit.go.jp/river/toukei_chousa/kankyo/kankyou/suisitu/toiawase.html)
添付資料
連絡先
環境省水・大気環境局水環境課
(代表:03-3581-3351)
(直通:03-5521-8304)
課長 :宮崎 正信 (内:6610)
担当 :田中 道雄 (内:6622)
国土交通省
水管理・国土保全局河川環境課
(代表:03-5253-8111)
(直通:03-5253-8447)
課長補佐:三宅 洋 (内:35443)
係長 :大嶋 恭子(内:35482)