6月11日:農薬危害防止月間中に 中学校で異臭、中学生41人搬送 集合住宅の殺虫剤散布

2014年6月11日

共同通信2014年6月11日
農薬危害防止月間中に 中学校で異臭、中学生41人搬送 集合住宅の殺虫剤散布

和歌山、異臭で中学生41人搬送「農薬のような臭い」

11日午前10時35分ごろ、和歌山市松江北5丁目の市立河西中から「異臭がして気分が悪いと生徒が訴えている」と110番があった。1~3年生の男女計41人が頭痛や吐き気などの体調不良を訴え、病院に搬送された。全員症状は軽いという。

「農薬のような臭いがした」と証言する教諭がおり、市消防局によると、学校東側の集合住宅の敷地内で、業者が千倍に薄めた殺虫剤約100リットルを散布していた。和歌山北署が、異臭の原因を調べている。搬送された男女41人は1年生26人、2年生12人、3年生3人。南校舎と北校舎の教室や運動場で授業を受けていた。