厚労省:有機顔料中に副生するポリ塩化ビフェニルの有無等に関する第二次実態調査結果をまとめました
2012年8月30日
■厚労省は「有機顔料中に副生するポリ塩化ビフェニルの有無等に関する第二次実態調査結果」を公表しました。詳しくはこちらをご覧ください。
2012年8月30日(木) 医薬食品局審査管理課化学物質安全対策室 室長 長谷部 和久(2421) 衛生専門官 大久保 貴之(2423) 化学物質係長 加藤 革己(2424) (代表電話) 03(5253)1111 (直通) 03(3595)2298 |
有機顔料中に副生するポリ塩化ビフェニルの有無等に関する第二次実態調査結果をまとめました
1.経緯 本年2月に化成品工業協会(化成協)から、一部の有機顔料中に非意図的に副生したPCBが微量含有するという報告を受け、PCBを含有する可能性のある有機顔料を製造または輸入しようとしている事業者に対し、PCBの有無などについて分析し、厚生労働省、経済産業省および環境省(以下3省)へ報告するように要請しました。 そのうち、本年2月の化成協からの報告において、0.5ppmを超えるPCBが検出されたと報告のあった有機顔料(23種)については、本年5月28日に、その時点での結果を取りまとめ公表しました(第一次実態調査)。 また、上記23種以外の有機顔料についても、同様の実態調査(第二次実態調査)を行い、今回、全調査対象有機顔料の結果を取りまとめましたので、公表します。
2.調査結果について 報告事業者数は54社、報告品目数は553品目でした(すでに発表した分を含む)。 なお、今回新たに50ppmを超えるPCBを含有する品目の報告はありませんでした。