8月9日:講演会

開催案内

 

 

8.9油症・枯葉剤ダイオキシン禍講演会

「枯葉剤被害と油症-ダイオキシン汚染に見舞われたベトナム・韓国・日本」

日時   201489() 13:0016:00 

場所 北とぴあ ペガサスホール

JR京浜東北線 王子駅下車北口より徒歩2分

地下鉄南北線 王子駅下車 5番出口直結

都電荒川線 王子駅前駅より徒歩5分

2013年8月25日から30日にかけて、韓国の大邱で「第33回ダイオキシン国際会議」が開催されました。日本からカネミ油症患者の宿輪敏子さん(カネミ油症五島市の会事務局長)が主催者の正式な招待で初めて参加され、日本のダイオキシン禍であるカネミ油症の現状について訴え、世界の研究者に医療面での協力を呼びかけました。

国際会議が開催された韓国では、ベトナム戦争に従軍した兵士らが米軍による枯葉剤の散布を浴びて深刻なダイオキシン被害を受けました。日本ではほとんど知られていない韓国における枯葉剤被害の実態や、国が定めた法律による被害者救済の実情を把握するため、宿輪さん、ルポルタージュ研究所の明石昇二郎さん、そしてカネミ油症被害者支援センターの藤原が国際会議への参加とあわせて、枯葉剤被害者の救済の取組みを行っている政府機関や国立病院を訪問し、調査を行ってきました。韓国の枯葉剤被害者と日本の油症被害者がはじめて出会えたことは、感動的でもありました。

そして、この度、8月10日に開催される「ベトナムダイオキシンデー第4回ニッポン2014」に出席のため、ベトナムから来日される枯葉剤被害者のグエン・ドクさんが、カネミ油症被害者支援センター主催の下記講演会に出演していただけることが決まりました。またとない機会だと思いますので、ぜひともご参加くださるよう、訴えさせていただきます。

【第1部】13:00-14:25

「枯葉剤被害と油症の現状について、被害者が語る」

☆カネミ油症の現状「第33回ダイオキシン国際会議in大邱(韓国)に参加して」

宿輪 敏子(長崎県・第一世代認定被害者/カネミ油症五島市の会事務局長)

☆ベトナム枯葉剤被害の現状

特別ゲスト:グエン・ドク(ツーズー病院職員)

【休 憩】14:25-14:45

※グエン・ドクさんによるサイン会

【第2部】14:45-16:00

「ダイオキシン国際会議参加報告と韓国枯葉剤被害の現状」

☆カネミ油症被害者自主検診調査報告

藤原 寿和(カネミ油症被害者支援センター)

☆韓国における枯葉剤被害の現状と政府の取組み

明石 昇二郎(ルポルタージュ研究所)

※プログラムは当日変更になる可能性がありますので、ご承知ください。

会場費 500円
予約は必要ありません
午前中、10:30より、同じ場所でカネミ油症ダイオキシン禍の映画上映あり

主催:カネミ油症被害者支援センター
協力団体:ベトナムダイオキシンデー第4回ニッポン2014実行委員会
賛同団体:公害・薬害・職業病補償研究会 チッソと国の水俣責任を問うシンポジウム実行委員会
東京・水俣病を告発する会 水俣病被害者互助会 全国安全衛生センター連絡会議
問い合わせ先:TEL080-4868-7388 担当?藤原