11月25日:北九州・八幡製鉄所で爆発、3人死傷
2013年11月25日
工場で爆発、3人死傷=八幡製鉄所で作業中―北九州
時事通信11月25日(月)15時13分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131125-00000079-jij-soci
25日午後1時15分ごろ、北九州市八幡東区前田の新日鉄住金八幡製鉄所から「爆発があった」と119番があった。福岡県警八幡東署や市消防局などによると、製鉄所の構内にある子会社工場で、男性従業員1人が死亡し、2人が重軽傷を負った。同署が爆発の原因を調べている。
爆発があったのは、新日鉄住金の子会社「日鉄住金電磁」(愛知県あま市)の九州工場。同社によると、同工場トランスコア課の主任、西雅博さん(33)=福岡県中間市=が死亡。35歳の男性が全身2割程度のやけどで重傷、29歳の男性が軽いやけどや打撲などの軽傷を負った。
同工場は電柱などに使われる変圧器の部品を製造しており、事故当時は、液化天然ガス(LNG)を使い、電磁鋼板を炉の中で熱処理する作業中だった。事故による生産への影響は調査中という。
日鉄住金電磁の横内仁九州工場長は事故を受け記者会見し、「近隣住民、関係者にご迷惑をお掛けして申し訳ない」と陳謝した。