11月20:有機溶剤で腸疾患と労災認定

2014年11月20日

共同通信2014年11月20日(木)11時31分配信
有機溶剤で腸疾患と労災認定
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2014112001000996/1.htm

兵庫県明石市の金属加工工場に勤務していた50代の男性が、パイプの洗浄作業に使用していた有機溶剤トリクロロエチレンで腸の疾患を発症したとして、加古川労働基準監督署に労災認定されていたことが20日、分かった。NPO法人「ひょうご労働安全衛生センター」によると、同じ有機溶剤による同様の疾患が労災認定されるのは全国で2例目。

男性は2011年2月~14年6月、給湯器の部品の銅パイプを、トリクロロエチレンで洗浄する作業に従事した。

男性は13年秋から便秘気味になるなど体調を崩し、14年5月に「腸管嚢腫様気腫症」と診断された。