環境省:除染特別地域等における沢水等モニタリングの測定結果について(平成29年5月採取分)

2017年7月21日

http://www.env.go.jp/press/104324.html

平成29年7月21日

水・土壌

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除染特別地域等における沢水等モニタリングの測定結果について(平成29年5月採取分)

 環境省では、除染特別地域等において、平成24年12月より、住民が飲用する沢水等のモニタリングを実施しています。
このたび、平成29年5月の測定結果を取りまとめましたので、公表します。

1.調査概要

(1)調査対象

福島県内の除染特別地域等のうち、要望があった8市町村(飯舘村、大熊町、葛尾村、川内村、田村市、浪江町、楢葉町、広野町)141箇所で住民が飲用する沢水等です。

*川俣町の11箇所、葛尾村の5箇所、飯舘村の3箇所、川内村の2箇所については、平成28年度で飲用されないことが確認されたため、平成29年度から測定を終了しました。

(2)調査内容

調査対象136箇所の沢水等を採水し、放射性物質濃度(放射性セシウム(Cs-134、Cs-137))の測定を実施しました。

*調査対象(141箇所)のうち5箇所で渇水のため採水できませんでした。

2.結果概要

調査箇所のうち、平成29年5月に採取を行った136検体を検査したところ、すべての検体で不検出(検出下限値:1Bq/L)でした。

<参考1>

・食品衛生法に基づく食品、添加物等の規格基準(飲料水)(平成24年3月15日厚生労働省告示第130号)

放射性セシウム(Cs-134、Cs-137 合計):10Bq/L

・水道水中の放射性物質に係る目標値(水道施設の管理目標値)(平成24年3月5日付け健水発0305第1号厚生労働省健康局水道課長通知)

放射性セシウム(Cs-134、Cs-137 合計):10Bq/L

<参考2>

大熊町の採水地点の例

〇採水地点の例(大熊町)

<参考3>

飯舘村での採水地点の例

〇採水地点の例(飯舘村)

前回公表(平成29年5月12日)した沢水等モニタリング測定結果の概要

・平成29年1月~3月における調査箇所は、140箇所。

・期間中に採取した170検体はすべて不検出(検出下限値:1Bq/L)。

3.その他

市町村ごとの測定結果については、環境省ホームページに掲載します。

http://www.env.go.jp/jishin/monitoring/results_r-mr.html)をご覧ください。

添付資料

連絡先
環境省除染チーム
代表 03-3581-3351
参事官   神谷洋一
参事官補佐 野本卓也(内7533)
担当    町村 輔(内7539)