Tウォッチ NPO法人 有害化学物質削減ネットワーク

１．経緯

平成25年５月に福岡県北九州市で開催した第15回日中韓三ヵ国環境大臣会合（TEMM15）における本政策対話の設置の合意を受け、今般、初会合を開催しました。

２．会合の概要

○　日程：

3月20日（木）～21日（金）

○　場所：

中国・北京

○　参加者：

三カ国の政府、地方自治体、研究機関の関係者

日本 環境省水・大気環境局国際協力推進室  小川室長　ほか12名 中国 環境保護部汚染防治局大気騒音課  Lu課長　ほか 19名 韓国 環境部大気・気候変動課  Jung課長　ほか７名

○　議題：

別添参照

３．結果の概要

○

三カ国の大気汚染対策に関する情報共有 　三カ国の国レベルでの取組、地方自治体（東京都、北九州市、河北省、北京市、ソウル市等）の取組、個別課題（モニタリング・予報警報、自動車排出ガス対策等）の取組等に関する情報共有を行いました。

○

大気汚染対策に関する今後の協力についての検討 　三カ国で今後の協力について意見交換を行い、その結果、まずVOC対策、移動発生源対策（自動車やオフロード自動車等）、及び汚染対策の環境改善への効果を定量的に評価する方法について引き続き情報共有・意見交換を行うこととなりました。また、政策対話についても特定の具体的テーマを毎回設定して継続的に開催することに合意しました。次回の政策対話は韓国で開催される予定です。

４．今後の対応

我が国は、アジア地域における清浄な大気の共有に向け、本政策対話をはじめとする地域的取組を、今後とも推進していきます。