環境省：「水銀に関する水俣条約を踏まえた今後の水銀廃棄物対策について」の中央環境審議会答申及び意見募集（パブリックコメント）の結果について（お知らせ

2015年2月9日

http://www.env.go.jp/press/100341.html

平成27年2月9日

「水銀に関する水俣条約を踏まえた今後の水銀廃棄物対策について」の中央環境審議会答申及び意見募集（パブリックコメント）の結果について（お知らせ）

水銀に関する水俣条約を踏まえた今後の水銀廃棄物対策については、平成26年11月20日から12月29日まで行った意見募集（パブリックコメント）の結果を踏まえ、本年２月６日に開催された中央環境審議会 循環型社会部会において審議の上、答申として取りまとめられました。
これを受け、同日付けで中央環境審議会会長から環境大臣へ答申がなされましたので、パブリックコメントの結果と併せてその内容についてお知らせします。

１．経緯

　平成25年10月10日に「水銀に関する水俣条約」が採択されたことを受け、水俣病の経験を有する我が国が早期に条約を締結し、条約の趣旨を踏まえた包括的な水銀対策の実施を推進すべく、平成26年３月17日に中央環境審議会に「水銀に関する水俣条約を踏まえた今後の水銀対策について」が諮問され、同諮問は同日付けで循環型社会部会及び関係の部会に対し付議されました。これを受け、同年３月31日に循環型社会部会に「水銀廃棄物適正処理検討専門委員会」が設置され、水俣条約を踏まえた今後の水銀廃棄物対策のあり方について検討が進められてきました。

　同専門委員会における検討を踏まえて取りまとめられた「水俣条約を踏まえた今後の水銀廃棄物対策について（案）」について、同年11月20日から12月19日まで意見募集（パブリックコメント）を実施しました。その結果を踏まえて平成27年２月６日に開催された循環型社会部会において審議され、同日付けで中央環境審議会会長から環境大臣へ「水銀に関する水俣条約を踏まえた今後の水銀廃棄物対策について（答申）」として答申がなされました。

２．答申の概要

　水銀に関する水俣条約を踏まえた今後の水銀廃棄物対策について、水俣条約における規定及び我が国が目指すべき方向性並びに我が国における水銀廃棄物の状況を踏まえ、その環境上適正な処理の在り方として金属水銀及び高濃度の水銀含有物を廃棄物として処分する際の環境上適正な処理方法並びに水銀添加廃製品の環境上適正な管理の促進方策、その他、必要な対策等や今後の課題が取りまとめられました。答申は別添１のとおりです。

３．意見募集の結果

（１）意見募集の概要

○意見募集期間：平成26年11月20日（水）から平成26年12月19日（金）

○告知方法：電子政府の総合窓口（e-Gov）及び環境省ホームページ

○意見提出方法：電子政府の総合窓口（e-Gov）意見提出フォーム、郵送及びFAX

（２）御意見の提出数

○意見提出者数　41団体・個人

○意見数　119件（同旨意見含む）

（３）御意見に対する考え方

　頂いた御意見及びこれに対する考え方は、別添２のとおりです。

添付資料

関連情報

関連Webページ

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