1月18日、宮城県、震災がれきの焼却終了
2014年1月19日
共同通信2014年1月18日(土)18時7分配信
震災がれきの焼却終了、宮城
東日本大震災で発生した宮城県内の震災がれきのうち可燃物の焼却が完了し、最後の作業現場となった同県石巻市の仮設焼却炉で18日、火納め式があった。がれきの焼却完了は、被害が大きかった岩手、宮城、福島3県で初めて。
式には、環境省や宮城県の関係者ら約300人が出席した。井上信治環境副大臣は「復興の新しいステージを迎える日だ」とあいさつ。会場には焼却炉内を映したスクリーンが設置され、出席者は炉の火が消える様子を見守っていた。
昨年11月末時点の環境省のまとめでは、宮城県の震災がれき推計量は、家庭ごみなど一般廃棄物の13年分に相当する1102万トン。