三菱マテリアル四日市工場、再び爆発、過去にもトラブル続出

2014年1月17日

 朝日新聞2014年1月16日
5人死亡事故の工場で再び爆発 三菱マテリアル

16日午後3時15分ごろ、5人が死亡する爆発事故が起きた三菱マテリアル四日市工場(三重県四日市市)の熱交換器付近で、また爆発があった。原因を調べるため、三重県警捜査員の立ち会いのもと同社社員が検証の準備中だった。突然、小さな爆発が起き、高さ約1メートルの炎が上がり、周囲に一時煙が充満した。けが人はなかった。

 

 

「日刊ゲンダイ2014年1月16日」より

1月9日に爆発死亡事故を起こした三菱マテリアルの四日市工場は、過去に何度かトラブルを引き起こしてきた経緯がある。

2010年4月
同工場の主力製品である半導体用高純度多結晶シリコンの主原料「トリクロロシラン」を無許可で高圧状態で使用するという高圧ガス保安法違反が発覚

2010年12月
塩化炉から出火し、炉の一部が焼ける

2012年2月
排水設備の洗浄作業中に水素が発生、排水溝のフタが飛ぶ