環境省:避難区域等における沢水モニタリングの測定結果について(平成28年1月~平成28年3月採取分)
2016年4月15日
http://www.env.go.jp/press/102384.html
平成28年4月15日
水・土壌
(お知らせ)避難区域等における沢水モニタリングの測定結果について(平成28年1月~平成28年3月採取分)
環境省では、避難区域等において、平成24年12月より、住民が飲用する沢水のモニタリングを実施しているところです。今般、平成28年1月~3月の測定結果について取りまとめましたので、公表します。
1.調査概要
(1)調査対象
福島県内の避難区域等のうち、要望のあった9市町村(飯舘村、大熊町、葛尾村、川内村、川俣町、田村市、浪江町、楢葉町、広野町)において住民が飲用する沢水です。
(2)調査内容
調査対象144箇所の沢水を採水し、放射性物質濃度(放射性セシウム(Cs-134、Cs-137))の測定を実施しました。
2.結果概要
調査箇所のうち、平成28年1月~3月に採取を行った174検体を検査したところすべての検体で不検出(検出下限値:1Bq/L)でした。
<参考1>
・食品衛生法に基づく食品、添加物等の規格基準(飲料水)(平成24年3月15日厚生労働省告示第130号)
放射性セシウム(Cs-134、Cs-137 合計):10Bq/L
・水道水中の放射性物質に係る目標値(水道施設の管理目標値)(平成24年3月5日付け健水発0305第1号厚生労働省健康局水道課長通知)
放射性セシウム(Cs-134、Cs-137 合計):10Bq/L
<参考2>
〇採水地点の例(浪江町) 〇採水地点の例(飯舘村)
<参考3>
前回公表(平成28年1月22日)した沢水モニタリング測定結果の概要
・平成27年10月~12月における調査箇所は、152箇所。
・期間中に採取した180検体のうち、1検体で放射性セシウムを検出(Cs-134:不検出、Cs-137:1.2Bq/L)、その他はすべて不検出。
3.その他
市町村ごとの測定結果については、下記ホームページ上にも掲載しています。
http://www.env.go.jp/jishin/monitoring/results_r-mr.html
添付資料
- 連絡先
- 環境省除染チーム
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-9260
参事官:是澤 裕二(7501)
参事官補佐:森谷 直子(7519)
担当:髙野 隼一(7536)
担当:鈴木 貴晃(7532)