厚労省:胆管がんに関する労災請求について

2012年6月25日

■厚労省は「胆管がんに関する労災請求について」を公表しました。詳しくはこちらをご覧ください。

 

平成24年6月25日

労働基準局安全衛生部計画課

課長 高崎 真一

課長補佐 佐藤 俊

(代表電話) 03-5253-1111(内線5471、5131)

(直通電話) 03-3502-6753

報道関係者各位

胆管がんに関する労災請求について

 印刷業に従事していた労働者に胆管がんが発症したとして、既に大阪府で、6名の労災請求がなされているところであるが、今般、宮城県でも新たに2名の労災請求がなされた。  概要は以下の通りとなっている。

1 労災請求の概要  今日(6月25日)、宮城県内の印刷事業場で印刷作業に従事していた労働者2名(30代男性、40代男性)から労災請求があったところ。
2 事業場の状況  宮城県内の印刷事業場であり、労働者から聞き取った範囲で把握している情報は以下の通り。  ・長時間の洗浄作業を行っていた  ・地下室ではないが窓を閉め切っていた  ・マスク及び手袋は着用していなかった
3 今後の対応  今後、使用していた化学物質、特に洗浄で使用されていた溶剤や作業方法、換気の状況等について調査を行うことにしている。  また、当該事業場の他の労働者、退職者についても早急に把握の上調査を進めることにする。