9月24日:市民のための化学の基礎講座 第3回 農薬の化学
開催案内
Tウオッチ連続講座Ⅱ市民のための“化学の基礎講座“-有害化学物質って何? |
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日時 9月24日(土〉午後1時30分~4時30分 |
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講師 田坂興亜氏 |
(元国際基督教大学教授、アジア学院理事・元校長、国際農薬監視行動ネットワークアジア・太平洋日本代表、日本消者連盟運営委員)この世のあらゆるものが化学物質で構成されています。有害性がある化学物質の特性を知り、増え続けている化学物質被害や、化学物質とのつきあい方などについて学ぶ講座です。
第3回目は、農産物の生産や家庭でも頻繁に使われている「農薬」の歴史と現状、汚染と被害の実情などについて勉強します。
田坂先生から、1、農薬使用の略史、2、農薬が環境とヒトの健康に与える影響、3農薬無しで、増え続ける人口を養えるのか?などについて具体的にお話しいただきます。
また、ビデオ「日本の公害経験;農薬;その光と影」(グループ現代作成)、「ウンカとイネと人間と」(グループ現代制作)、「環境ホルモンについて」(BBC放映のもの)という3本から、それぞれ数分ずつ上映することで、理解を深めていくことにしています。
●主 催 特定非営利活動法人有害化学物質削減ネットワーク(Tウオッチ)
●協 賛 水情報センター
●受講資料代 各回会員 500円
●事前申込み制 準備の都合上、参加希望者は住所、氏名、連絡先、所属等明記の上Fax又はメールでお申し込みください。
第3回講座の申し込みは9月22日(木)までにお願い致します。
●申込み、問い合わせ先 特定非営利活動法人有害化学物質削減ネットワーク 事務局(井上)
電話03-5627-7520 Fax 03-5627-7540
メール info@toxwatch.net
本講座は地球環境基金の助成を受けています。
Tウオッチ連続講座Ⅱの開催趣旨と日程
昨年の総会記念シンポジウムでは基調講演に宮本憲一先生を招き、「戦後日本公害の歴史と教訓」についてのお話を伺いました。 その中で、宮本先生が「歴史は未来の道標」と提言されたことを受けて、Tウオッチは、「歴史に学ぶ、くらしの安全講座(I)」と題する5回連続講座を開催しました。そして、現状の身の回りに満ちる有害物について学びながら、くらしの安全と安心とは何か考えるための基礎を築くことができました。 この5月29日、第12回総会記念シンポジウムでは、「過去の重大化学物質事件から何を学ぶか~森永ヒ素ミルク、カネミ油症、ボパール事故にみるリスクの継続~」という課題で、中地重晴氏(熊本学園大学教授・Tウオッチ理事長)、中島貴子氏(立教大学兼任講師、科学技術社会論)、宇田和子氏(福岡工業大学社会環境学部助教、環境社会学)、藤川賢氏(明治学院大学社会学部教授、環境社会学)、寺田良一氏(明治大学文学部教授・Tウオッチ理事)が問題提起と討論を行い、過去の壮絶な公害被害者が今なお打ち捨てられており、まだ救われていない現状が報告され、引き続き支援が必要なことと、二度と再び公害を起こさないようにすることの重要性を再認識しました。
そこで、今年度のTウオッチ連続講座では、市民自身が有害化学物質の基礎的な知識を確実にするための講座を企画しました。講座は、「市民のための」連続講座なので、難解な専門用語は避け、中学校の理科レベルの知識と社会常識で理解できるように工夫することを講師の皆さんにお願いしています。
また、途中に実験や動画など体験的な学習をはさみ、最後には参加者でお互いに話し合いをする時間も設けて、参加者が机上の知識で終わらない実践的な知恵を獲得する工夫もしていただきます。
日程
日付 |
テーマ |
講師 |
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7月23日(土) |
重金属の化学 |
中地重晴氏 |
熊本学園大学教授水俣学研究センター事務局長 |
8月20日(土) |
洗剤の化学 |
高田秀重氏 |
東京農工大学教授 |
9月24日(土) |
殺虫剤の化学 |
田坂興亜氏 |
アジア学院・元校長・現理事 |
10月22日(土) |
放射能の化学 |
槌田博氏 |
生活クラブ生協連合会品質管理部長 |
11月12日(土) |
環境ホルモンの化学 |
井口泰泉氏 |
横浜市立大学理学部教授 |
講座の記録作成 講座を記録し、後々まで有効活用するために、講座の動画撮影と当日資料の冊子化およびWeb公開について、ご協カをお顧いします。
参加申込、お問合せ先 特定非営利活動法人有害化学物質削減ネットワーク
〒136-0031 東京都江東区亀戸7-10-1Zビル4階
TEL 03-5627-7520 FAX 03-5627-7540
メールinfo@toxwatchnet