Tウォッチ NPO法人 有害化学物質削減ネットワーク

１． 調査概要

(1) 調査地点

栃木県内の公共用水域における環境基準点等64地点 　（河川：56地点、湖沼・水源地：８地点）

(2) 調査内容

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水質及び底質の放射性物質濃度（放射性セシウム（Cｓ134、Cs137））の測定

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水質及び底質採取地点近傍の周辺環境（河川敷等）の土壌の放射性物質の濃度及び空間線量率の測定

２． 結果概要（※は前回（平成25年７月-10月）測定結果）

(1) 水質 （検出下限値：１Bq/L）

Cs134＋Cs137　：全地点において不検出　（※　全地点において不検出）

(2) 底質　（検出下限値： 10 Bq/ kg(乾泥)）

河川では全地点500 Bq/kg以下、湖沼・水源地ではほとんどの地点で1,500 Bq/kg以下であり、全体としては横ばい又は減少傾向で推移。

（河川） 　Cs134＋Cs137　：不検出 ～ 480 Bq/ kg(乾泥) （※　不検出 ～ 480Bq/kg(乾泥)） （湖沼・水源地） 　Cs134＋Cs137　：122 ～ 2,560 Bq/ kg(乾泥) （※　106 ～ 5,100 Bq/kg(乾泥)）

(3) 周辺環境　（検出下限値：10 Bq/ kg(乾)）

（河川） 　Cs134＋Cs137　：不検出～ 25,700 Bq/ kg(乾) （※　17 ～ 20,300 Bq/ kg(乾)） 　空間線量：　0.06　～　0.61μSv/h （湖沼・水源地） 　Cs134＋Cs137　： 118 ～ 8,400 Bq/ kg(乾) （※　160 ～ 4,600 Bq/ kg(乾)） 　空間線量：　0.06　～　0.30μSv/h

（詳細別紙） （地図別添）

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今後の予定 　放射性物質濃度は、地点によっては、採取回ごとの試料の採取場所及び性状のわずかな違いによっても数値の上下変動にばらつきが見られると考えられることから、継続的に河川、湖沼等の水質、底質等における放射性物質の測定を実施。

※

モニタリング結果の公表方法について 　東日本大震災の被災地における放射性物質関連の環境モニタリング調査（公共用水域）の結果のプレスリリースは、原則、今回までといたします。今後は、以下の環境省HPに結果がわかり次第、随時公表いたしますので、そちらをご確認下さい。 　（環境省HP　環境モニタリング） 　http://www.env.go.jp/jishin/rmp.html#monitoring