8月24日:米軍施設で爆発火災=倉庫全焼、放水できず-けが人なし、ほぼ鎮火-神奈川・相模原

2015年8月24日

時事通信(2015/08/24-06:47)2015/08/24-06:47
米軍施設で爆発火災=倉庫全焼、放水できず-けが人なし、ほぼ鎮火-神奈川・相模原

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201508/2015082400015&g=soc

 

 

神奈川県警相模原署や同消防局によると、爆発音は10回以上聞こえた。爆発はその後止まり、火勢も自然に衰え、同日朝までにほぼ鎮火した。隣接する建物はなく、延焼はなかった。
現場はJR横浜線相模原駅と矢部駅の間で、線路から北に400~500メートル離れた位置にある倉庫。米軍側の説明では、倉庫内にはボンベと酸化物があったとされる。爆発時、ボンベのような物が施設外にも飛び散ったとみられ、消防が確認している。
消防車と救急車計14台が出動したが、保管物が危険な可能性があるため、放水せずに米軍側と消火方法を協議している。同日午前5時すぎから米軍の消防と共に調査したところ、焼け跡の床には無数の酸素ボンベが散乱していたという。
在日米軍司令部によると、爆発の原因は不明。倉庫は危険物質の保管設備ではなく、弾薬や放射性物質を蓄えてはいないとしている。
相模原市などによると、相模総合補給廠は、相模原、矢部両駅間の北側全域に広がる約200ヘクタールの米陸軍施設。敷地内には物資の保管倉庫や修理工場などがある