7月21日:元小学教員死亡、石綿吸引と関係 さいたま地裁認定

2016年7月21日

朝日新聞20167210500
元小学教員死亡、石綿吸引と関係 さいたま地裁認定
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12470590.html?rm=150

 

 中皮腫で死亡した元小学校教員の遺族が、校内でアスベスト(石綿)を吸い込んだのが原因だとして、民間の労災にあたる公務災害を認めなかった地方公務員災害補償基金(東京)の処分を取り消すよう求めた裁判の判決が20日、さいたま地裁であった。志田原信三裁判長は勤務と死亡の因果関係を認め、処分を取り消す判決を言ログイン前の続きい渡した。

 

 元教員は1980~88年に埼玉県戸田市立喜沢小で勤務し、2007年に54歳で亡くなった四條昇さん。

 

 教員の石綿関連の疾患が公務災害と認められたケースは各地であるが、喜沢小では公的記録上「石綿はない」とされていた。このため基金の県支部は公務外と認定し、校舎内で石綿が使われていたかが裁判で争われた。

 

 判決は、学校の石綿使用が社会問題化した87年当時の市教職員組合機関紙の記述などから、同小に石綿が存在していたと認定。原告側代理人は「判決は隠れた被害を認定し、警鐘を鳴らすものだ」と評価した。