4月5日  荒川区の公園にダイオキシン類 最大で基準の6.2倍

2013年4月5日

朝日新聞201年4月5日  荒川区の公園にダイオキシン類 最大で基準の6.2倍

荒川区の都立尾久の原公園周辺の26地点で、国の環境基準を超えるダイオキシン類が検出されたと、都が4日発表した。最大で基準の6・2倍だった。

都によると、調査は公園周辺の東尾久運動揚や首都大学東京荒川キャンパス、区立町屋5丁目住宅、建設中の東尾久浄化センターなど計20・2ヘクタールで実施した。このうち公園内の南側の芝生から、土壌1グラムあたり6200ピコグラム(ピコは1兆分の1)のダイオキシン類が検出された。環境基準は1千ピコグラムで、都は基準値を超えた地点をシートで覆い、飛散を防いでいるという。東尾久浄化センターの建設用地では昨年12月に基準の2倍を検出。都は調査を続けていた。