11月3日:JR東日本 アスベストを不適切廃棄

2016年11月3日

朝日新聞2016113
アスベストを不適切廃棄

JR東日本長野支社は2日、北陸新幹線(軽井沢-長野駅)の防音壁にアスベスト(石綿)が含まれ、その廃棄処理を不適切に行っ/ていた、と発表した。

同支社によると、新幹線の防音壁にアスベストの一種のクリソタイルが含まれていることが今年10月、鉄道総合技術研究所の検査で判明した。廃棄の場合、飛散を防ぐためにそのまま埋め立てるべきだが、廃棄物処分場で破砕処理されていた。不適切に処理された量は今年6月までに計約1800㌧に上った。

処理揚は山林内の3カ所。人が立ち入る可能性は低く、健康や環境への影響はないとみている。