11月2日:給食室の煙突内でアスベストが落下 30校で給食できず 札幌市で校長が事情説明

2016年11月2日

産経新聞201611209:07更新
給食室の煙突内でアスベストが落下 30校で給食できず 札幌市で校長が事情説明http://www.sankei.com/life/news/161102/lif1611020021-n1.html

 

 札幌市の小中学校で給食調理用ボイラーの煙突内部からアスベスト(石綿)を含む断熱材が落下し、計30校の児童・生徒ら約1万2900人に給食を提供できなくなり、市教育委員会は2日、校長を対象にした説明会を開く。

 市教委によると、小中学校15校でアスベストを含む疑いのある断熱材が落下。これまでの調査で13校はアスベストが含まれ、2校は含まれていないことが分かった。ボイラーの停止で調理ができなくなり、これら学校から給食の提供を受けていた15校を含む30校が、牛乳やパンの簡易給食になっている。

 市が13校の敷地内で大気中のアスベスト濃度を調べたところ、ほとんどが不検出で、検出されても「人体に影響のないレベルだった」(市環境対策課)という。