西尾市の自動車部品工場で作業員が溶鉱炉に転落

2012年5月8日

■産経ニュース2012年5月8日

溶解炉に転落し溶ける? 男性作業員の姿なく人骨見つかる

8日午前1時5分ごろ、愛知県西尾市吉良町瀬戸長坂1の自動車部品製造会社「アイシン高丘」吉良工場から「溶解炉に人が落ちた」と110番があった。溶解炉の中から人骨の一部が見つかり、西尾署は付近で作業していた同社社員、稲垣光康さん(58)とみて、当時の状況を調べている。

同署によると、溶解炉は上方の直径が約1・2メートル、深さ約2メートルのコップ型。稲垣さんは男性社員(22)と溶解炉で溶かした金属の不純物を取り除く作業をしていた。7日午後11時20分ごろ、男性社員が現場を離れ、約15分後に戻ったところ、稲垣さんの姿はなく、人骨が見つかったという。

吉良工場は自動車部品などの鋳造や加工をしている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120508/dst12050809550012-n1.htm