環境省:平成26年度ダイオキシン類対策特別措置法施行状況について

2016年3月31日

http://www.env.go.jp/press/102262.html

平成28年3月31日

地球環境

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平成26年度ダイオキシン類対策特別措置法施行状況について(お知らせ)

 環境省では、都道府県等110地方公共団体からの報告に基づき、平成26年4月1日から平成27年3月31日までを対象に、ダイオキシン類対策特別措置法(以下「法」という。)の施行状況を取りまとめました。

1.特定施設数(鉱山保安法等他法で取り扱われる施設を含む。)

大気基準適用施設、水質基準対象施設ともに、特定施設数は前年度から減少となっています。(カッコ内は平成26年度末の特定施設数)

 

大気基準適用施設 水質基準適用施設
特定施設数 9,802(10,075) 3,774(3,843)

 

2.規制事務実施状況

大気基準適用施設について、昨年度と比較し、立入検査件数は減少、命令件数は減少、指導件数は減少しました。

水質基準適用事業について、昨年度と比較し、立入検査件数は減少、命令件数は同じ、指導件数は増加しました。(カッコ内は平成25年度の件数)

 

大気基準適用施設 水質基準適用事業場
立入検査件数 4,376(4,463) 860(875)
命令件数注1) 5( 8) 0( 0)
指導件数注2) 1,412(1,581) 65( 56)

注1)法に基づく改善命令及び一時停止命令(法第22条第1項)。

注2)法に基づく計画変更命令及び計画廃止命令(法第15条)、改善命令及び一時停止命令(法第22条第1項)、並びに措置命令(法第23条第3項、瀬戸内海環境保全特別措置法第11条)以外で、特定施設設置者に対し指導を行った件数。

 

3.設置者による測定結果報告状況

大気基準適用施設設置者による排出ガス、水質基準適用事業場設置者による排出水の測定結果の報告件数は下表のとおりです。

未報告の件数は、報告期限に先立つ1カ年間を通じて全く稼働実績がない休止状態の施設(大気基準適用施設1,916施設、水質基準適用事業場54事業場)を含みます。稼働しているが未報告の設置者に対しては、地方自治体による口頭指導、文書指導が行われています。

 

大気基準適用施設 水質基準適用事業場
報告件数
(報告対象数)
7,035

(7,273)

547

(570)

 

4.土壌汚染対策の状況

平成26年度に対策地域の指定が行われた件数は0件でした。また、平成26年度末現在、対策地域に指定されている件数は3件となっています。

 

平成26年度に対策地域の指定が行われた件数 0
平成26年度末現在、対策地域に指定されている件数注3) 3

注3)平成26年度末現在、対策地域に指定されている3件のうち、1件については対策事業を実施済み、2件については対策事業を実施中。

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局総務課ダイオキシン対策室
代  表:03-3581-3351
直  通:03-5521-8291
室  長:江口 博行(内線6510)
室長補佐:伊藤 隆晃(内線6580)

環境省水・大気環境局土壌環境課
土壌環境課
直  通:03-5521-8338
参事官: 是澤 裕二(内線6590)
課長補佐:荒川 隆嗣(内線6586)